緊急事態宣言に伴う保育園の休園扱い
今回のコロナ騒動に伴い、全国的に保育園も臨時休園(一部開園、一部休園など自治体によって対応の差はあった)がなされました。
これは各自治体(市区町村レベル)での判断によるもので、その自治体内にある保育園はその指示に従った形になりました。
その間の保育は、主に医療従事者やインフラなどに勤めている方のみのお預かりになっていたところがほとんどでしたでしょう。
「休園」といっても毎日数名程度は登園してきている状態でしたので、保育士の先生はこの間「間引き勤務(時短になる、週数日だけ出勤するなど)」になったのではないかと思います。
Q:勤務日数や時間が減ったのだから給料も減る?→A:減りません。
さて、ここでひとつ疑問なのが、休園期間中の保育士(だけでなく栄養士や調理師など保育に携わる方全て)の給料はどういう扱いになるのか、ということです。
この対応については当初自治体からは明確な指示はなかったので、各園独自に判断をすることになったと思います。
結論からいうと、あなたが正職員(時間給の契約ではない働き方をしている方)で給料を減額されたということがあったら今すぐ転職をした方がいいです。(※時間給で働いている方はその限りではありません)
確実にブラック企業です。経営陣は私利私欲を肥やすことしか考えていません。
なぜなら補助金はこの期間も減額されていないからです。
施設給付金(補助金)は減額されていない
保育園の先生の給料の原資は国や各自治体からもらう補助金です。
その補助金は、休園期間においても減額しないという判断は各自治体でかなり早い段階からなされていたはずです。
要するに保育園の売り上げは減っていないんです。
なのに、(おそらく説明もなく)職員の給料を減額するということは…あとはわかりますよね?
ろくな企業ではありません。
「やっぱり払います」も要注意
5月の末から6月くらいにかけて各自治体から職員の給料は減額するな、という指示が飛んでいると思います。
これの指示に従い、やっぱり減額せずに支払います、と態度を変えた園もあるかもしれません。
「結果的にもらえてラッキー!」とか思ってはいけません。
なぜなら、先にいったとおり初期段階で「補助金は減らない」ことは各企業わかっていたわけですから。
要するに「補助金は減らないけど、職員の給料は減らしてやろう」という判断をしたということです。
何度でもいいます。こんな職員のことをまったく考えていない園はいますぐ辞めてください。
転職エージェントは「辞め方」もアドバイスしてくれます
転職先を探すときはぜひ転職エージェントを利用しましょう。エージェントは複数箇所登録するのが良いです。
エージェントは求人情報を提供してくれるだけでなく、例えば現在の職場への交渉の仕方なども1から丁寧に教えてくれます。
もちろん求職者から手数料をとったりはしませんのでご安心ください。(そればかりかお祝い金をもらえるところすらあります)
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